はれとけ日誌

ぜんごしょの東京暮らし

100人に会う 3人目

大学院時代の研究室の先輩に会いに行きました。


今は大学で准教授として奉職しています。
たまたま、回覧板で目にした広報にその方のお名前が。
講演があるということで、聴衆として訪ねました。


講演の前後に話す時間が持てました。
取り組みについていくつか思いつきを喋り、今度は食事しながらガールズトークもということでお暇しました。


女性研究者で教職、専門分野が同じ貴重なモデルです。
踏み込んだ話が聞きたいですね。

帰路さっそくメールを入れてみました。

100人に会う 1人目

宣言したので、1人目の会いたい人に会ってきました。

サブローをエルゴで抱っこして電車とバスに揺られ、職場の支店へ。

休職前に一緒に働いていて、たいそうお世話になった先輩というか、同僚というか、という方の職場です。

最近手がけた現場を見せてもらい、トライエラーのことを。

いない間に状況が悪化している実態をヒアリング。

職場のメリットデメリットと、身の振り方について。業界と転職先の情報交換を少々。


年代が近く、職能的には頼りになって、一緒にプロジェクトにあたるのが楽しみ。

知恵と知識と技術に向かう姿勢が真摯で素晴らしい。


出身地方は違えど、いなか出身のぜんごしょで、家族カルチャーの素地に共鳴する部分がある。
ありていに言えば、家族というものに縛られて、能力の割には地味なことをやってるんじゃない?という感じがするのだけど、くさってるわけでもないし、負けてる感じもしないので、それはどういうことなんだろう、と考えています。
それは私のずっと考えている命題でもあります。

そして仕事のアプローチは自分と異なるから、理解するのだけれども、やはり距離は必要で、スタンスの取り方をちゃんとしなくちゃいけないかな、など。


会ったら渡そうと思っていた本を数冊渡し、次は見学会で外で会いましょうと約束してさようならしてきました。


うーん、好きなんですね。一緒にいてらくです。理詰めで話が通るのが一番良いと思うところです。理詰めで、筋が通るので、本当に話がらくです。

一方で自分が、人生らくしちゃだめだと思っています。
だから、共闘はいいけど、慣れちゃだめな相手です。


今回の総括は、迷いながら走れ。です。

柿を吊るす 干し柿がうまくいく

いなかの父が段ボールいっぱいの渋柿と共に上京。

リタイアしてから暇にまかせてご近所の柿まで収穫を請け負い、さわしだけでは保存に困って挑戦した干し柿

いなかの家ではあまり上手に乾かなかったようですが、なぜか都内の我が家の軒先でいいあんばいにできあがりました。
以来、調子に乗って毎年、干し柿を吊るしにきます。


形は不揃いですが、こんなふうに綺麗に粉を纏います。



けっこう高価ですねえ。
子供達はぱくぱく食べてますが。


この、栗きんとん入りなど美味しそう。作ってみようかな。



関東の天候は、晴れが多く乾燥し、かつ気温は下がるのですね。干し柿をつくるには良いようです。

ほかの乾物もうまくいきそう。

気懸りは空気の悪さですが、どうでしょうか。

タロー(6)、シルバニアに目覚める?

保育園からの帰路、タロー(6)が改まって言いました。

「ママちゃん、ぼくちゃんシルバニアがほしいです。」



つっこみどころが多すぎて母は忙しいです。

「ママちゃんって誰?お母さんに用事ならお母さんと言ってください。」
「ぼくちゃんは赤ちゃんことばだね。ぼくかワタシにしてください。」
シルバニアってお人形のこと?ごっこ遊びができるあれ?お母さんは詳しくないので説明をもとめます。」


タローにしては素直に言い直してきました。
「あのね、おかあさん。ぼくのうちにもシルバニアがほしいんだよね。つぎの誕生日かクリスマスに買ってほしいのはそれだね。シルバニアは人形だよ。うさぎとか。くまとか。建物もある。家とか。消防署ごっことかもできるでしょ。」

消防署!?あるのか?
くまは、うさぎと一緒に暮らして大丈夫?





母はシルバニアを通過してこなかったので、いろいろ想像が駆け巡っています。


「ほしいのは人形だけ?建物も?家とかお道具もたくさんあるんじゃなかったっけ。」

「人形があればいいよ。建物は作れるから。コーヒーとかティッシュで。」

コーヒーとティッシュ構造の家…。

「ええと、空き箱で作るのね。工作ですか。」

「うん、それで火事ごっこができるでしょ。だから大丈夫、人形だけでいいんだよね。」


「…あ〜、火事のね、レスキューごっこをするのね。レゴでいつもしてるのは?レスキューごっこじゃないの?」

「まあそれはそうなんだけど、レゴはうさぎがいないし。住んでる人があるといいんだよ。保育園にシルバニアがあるんだよ。」



レゴはレスキュー隊員はいるけど、傷病者はいないので、保育園ではシルバニアを使ってそういう遊び方をしてみたのでしょう。

まあ、そういうことですよね。



家庭のごっこ遊びをあまりしない男子なタローなので、シルバニアでおままごとに親しんでくれたらいいなと淡い期待を寄せてしまったのですが、全然方向性が違いました。


確かに我が家にはお人形と言える玩具がないので、検討してみます。
でもね。あらゆるシチュエーションで被災するお人形をみるのは切ないものが…。そうやって模擬的に危機管理能力を高めているのだと思うのですけれども…。

自販機で買えるネタ?飲み物

缶飲料のドリンクでおしるこを目にすると、つい佐々木倫子さんの「動物のお医者さん」を思い出します。


もやしもん」や「天才柳沢教授の生活」「マスター・キートン」、今市子の「百鬼夜行抄」など、(方向性はばらつきますが)大学を扱った漫画で初期の方ではないかと思います。高学歴漫画としては手塚治虫がやっぱり最初なのだろうなと思うのですが(ブラックジャックとか)、アメリカドラマでいったらERからのCSIのような、専門性の高い現場って面白い!と万人にうけさせたところが印象に残っています。


話を戻して、しるこドリンクがいわばゲテモノな扱いで登場していたのですが、試してみたら(飲む、という語感ではない感じ)けっこう美味しく感じました。

それから、冬の自販機でポタージュとかたまねぎスープを見つけては、つい興味本意で試して、ときどき好みに合って常連になるということも。

おりしも世間はおでん缶ブーム。フリーズドライや食品加工の技術も飛躍的に高まって、けつこう美味しく頂けるようにらなりました。

子育てを始めてからは買い食いを控えているので、最近の流通にくらかったのですが、久々に目に止まったのが味噌汁飲料。




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お酒を飲んだ翌朝にぽちっと買うのかな?それとも、ご飯に味噌汁を歩きながら食す社会になったのか。

改めて、何が売れる(たくさんの人が何を買う)かは、文化とか人間の営みのけっこう本質的なものを顕在化して、変化を助長してるんじゃないかなあと感じたできごとでした。


また面白い缶飲料を見つけたいです。

暖房器具を出す季節のイベント 子育て家庭向け暖房

例年よりちょっと早めのような気がしながら、暖房器具を出しました。

シーズン序盤

採用理由はすぐに暖まるところ。
東京ガスのお店で購入。ネットなら割安ですね。


暖房シーズン中は、朝起きてすぐ部屋を暖めるのに使います。朝食がすむころにはエアコンが効き始めるので停止。

タローとジローが吹き出し口の前に着替えを温めながらごろごろしてしまうのが難点。


エアコンで万遍なく

シーズン通してメイン暖房はエアコンです。いちばんランニングコストに優れています。乾燥するのが弱点で、体感的に温まらないので、フローリングの床生活には補助暖房があると快適です。



パワー系

エアコンがあるからと、石油ファンヒーターはがまんしていましたが、活動的な3歳児(ドア開けっ放し)と新生児を一つ屋根の下に過ごさせるにはパワー不足で追加購入したのが、アラジンの石油ファンヒーター


パワーがあって一気に室温を上げてくれます。燃焼系なので湿度も上がり、エアコンとの併用でかなりムラのない暖かさに。タローがドアを開け放して遊んでも気になりません。全館暖房です。
遠赤外線運転は近くに居れば暖か。タンクが大きく給油頻度が少なめなのが快適です。


寝室に欲しいオイルヒーター

新生児を迎えるタイミングで多くの人が検討するであろう、オイルヒーター。ランニングコストの負担に断念したり、買ったもののお蔵入りしている家庭も多いのではないかと思います。

ランニングコストは悩ましい問題ですが、使用勝手はやはり優秀です。我が家で寝室に置くのはこちら。


天下無縫の寝相を誇るタローとジローがアタックしても火傷の心配が少なく、停止せず、火事の危険もないだけでもありがたいところ。
エアコンで部屋と寝具を暖めておき、就寝から朝までをオイルヒーターの温もりで乗り切ります。設定温度を低めにして弱運転に抑えておくのが、快適な睡眠とコストを抑えるポイントです。我が家は寝室の人口密度が高いので、弱運転の範囲で必要十分な暖気をとれていると感じます。

この機種の欠点は、電源を抜き挿しする度に時計と音量設定がリセットされるところです。パワーは意外とあり、電気代度外視で強運転すれば、ぽかぽか暑いくらいにすごすこともできます。輻射熱で温まるので、ぽかぽかというのがぴったりな体感です。

おまけではありますが、タオルヒーター的な使い方ができるのも、子供がいる家庭では重宝するところ。タオル掛けが付属しています。
寝ている間に濡れタオルをかけて加湿するもよし、子供のパジャマをちょっと暖めてやるにもよし、乾ききらない保育園用のタオルを乾かすもよしです。
冬場の弱運転で、一晩でバスタオルが乾くくらいは乾燥します。


脱衣所にパネルヒーター

年季の入った我が家では、脱衣所に暖房が付いていません。パネルタイプのヒーターを置いています。
反射式のストーブは危なくて置けないし、電熱線ヒーターは水が掛かると壊れるし、温風ヒーターは濡れた身体に風があたるとかえって寒い。そんなわけでパネルヒーターに落ち着きました。


ちょっと触れたくらいでは火傷しないところが、やはり良い。子供は触って熱いのが分かると、避けるようになります。
お湯はりのタイミングで暖房をかけ、脱衣所に入ったら消すくらい。狭い空間なので、戸を閉めておけば湯上りパジャマを着せるまで、湯冷めを避けることができるくらいほんわかしています。


トイレは速効性

パネルヒーターという選択肢もありますが、男子が多い我が家では、短いトイレの滞在時間をあったかくしたい。子供がトイレを嫌がる素因になるので、意外と重要な問題なのです。

というわけで、無難にセラミックファンヒーター。

子供が安全に使うために、設置位置はよく検討を。

人感センサー付き、自動オフタイマー付きが便利です。消臭機能付きもありますが、効果のほどは不明。


個人的にはデザインが良いものを選びたいです。


デザインとしては、凹凸が少なく拭き掃除のしやすいものが高ポイントです。






こうやって並べるととりとめないラインナップですが、やはり適材適所ですよね。
掃除やシーズンオフの管理手間を含めて、ランニングコストを見極めていきたいなと考えつつ、お手入れしながら季節の移り変わりをこなしていく暮らしのスキルは、子供達に感じさせてあげたいことのひとつだなと思います。

消耗品でもメイドインジャパンが好き

もしかしてMADE IN JAPANの品質の良さは本当じゃないかと薄々感じていた母が、ついに納得したきっかけが、百均で購入している洗濯ばさみ。


なんだか薄汚れてるなーと思いますよね。

これは、五年前に購入したものです。



洗濯ばさみは白と決めているのですが、デザインと色を考えるとなかなか巡り会わなくていました。

たしか引越し前は最寄りのセリアで買っていたものが、転居後は生活圏内に店舗がなかったのです。


そこで、当時としては仕方なく、デザインはちょっと妥協して購入した、この洗濯ばさみ。

使ううちに一つ壊れ、一つ無くして、買い足したものがこちら。


形はさっきのものより、好みです。
妙に綺麗なのは新しいから。

どうして新しいかと言えば、すぐに壊れるからしょっちゅう買いかえているのです。


前出の洗濯ばさみ、なかなか全部壊れないなと思いつつ月日が経ち、ふと気がついたのです。本体にさりげなくMADE IN JAPAN の文字が。

すぐに壊れて買いかえている方を確かめると、MADE IN CHINA の文字が。



個体差や他の要素がもちろんあると思います。しかし強烈に印象に残りました。同じ百均の品物で、同じ条件で使い続け、かたや数年耐久し、かたや数回で破損する。

洗濯ばさみなら日常の些事ですが、例えばこれが大切な機械の一部なら。私がオーナーなら、必ず日本製のプラスチック部品を使いたいと思います。

たかが洗濯ばさみを実直に作る姿勢に、執念のようなものを感じます。


ご覧の通り、見た目には新しいものにかなっていません。壊れないので更新の機会を逸している感は否めません。洗濯ばさみにここまでの耐久性が必要かは、判断の別れるところかもしれません。

でも、他方の洗濯ばさみは、使用数回で割れてしまうこともざらです。たくさん買ってほしい売り場の意思には沿っているかもしれませんが、壊れてほしいと思いつつ物を消費するのは、やはり違和感があります。



そんなことを考えて多少もやもやしつつ、私の日本製への信頼感が強まったのは否定できないできごとでした。

お仕事授乳服 ワンピース

カシュクールは、授乳服でなくとも授乳しやすいデザイン。しかし最近はあまり流行りではないらしく、見つけるのが難しいです。


そんな中で目に止まったこちら。


ジャージ素材は子供が顔をぐりぐりしても安心。装飾がないところも抱っこ向きです。