リモコンは不便? 懐かしの電灯の紐スイッチ
宅内の照明器具はほとんどが埋込式と直付けです。調色や調光の機能が普及して、照明器具のリモコンが一般的になりました。
20年前は、リモコンと言えばせいぜいTV、視聴覚機器のプレイヤーとエアコンくらいでした。
10年前から徐々に照明器具やウォシュレットの無線化が定着し、現在はトイレ、扇風機、フォトフレームにお風呂まで、リモコンがずらりと並ぶ生活に。
寝室の照明器具がリモコン操作なのは、横になったまま消灯できて便利です。
ところが、寝相の悪い子供達が縦横無尽に寝室を転げ回った結果、真夜中に 突然、最も明るいアクティブパターンが電灯してしまうことも。
忘れっぽい母やタローが、放置したリモコンを探す時間と精神的なロスも無視できません。
そんな母とタローに密かに支持されているのが、昔ながらの紐つき照明。
いなかの家に泊まるとある、それです。
電灯から下がった紐に、手編みの紐を繋げて、寝転がった床から届く高さに調整してあります。
少し短めにしておけば、腕の長い大人は届き、子供は届かない絶妙の距離に。
アナログですが、タロー&ジローのみならずサブロー(0歳)も揺れる紐にニコニコです。
なんともスタイリッシュさがないのが最大の欠点。素敵な解決法を考えているところです。