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はれとけ日誌

ぜんごしょの東京暮らし

顎裂手術の術前検査

今回はタロー(5)の顎裂の手術に至るまで。

手術まで

  1. 形成外科でのfollow
  2. 言語訓練
  3. 小児歯科での管理
  4. 歯科矯正科での準備
  5. 小児科で体調管理
  6. 耳鼻咽喉科で管理

形成外科でのfollow

0歳と1歳の手術で、唇裂と口蓋裂を閉鎖したタロー。半年ごとに形成外科を受診して、経過をチェックしてきました。
大学病院なので、データ収集の要素が強かったと思います。
たまに主治医と面談して、顎裂の手術の時期を確認するのは、タローにとって医師が馴染み深くなるので良かったです。


言語訓練

1か月に1度の頻度で通っていましたが、5歳を期に毎週へ増やしました。
読み書きができるようになり、先生の指示に従って訓練らしいものができるようになった時期で、就学までに訓練を完了する目標に向けた措置です。
心身の成長と相まって、年長になりはっきりと成果が出ていると感じます。
継続中。


小児科歯科での管理

3か月に1度の頻度で通い、乳歯や顎の成育状況を確認。クリーニングとふっ素塗布をしてもらいました。

裂があり、口腔内を清潔に保つのが難しいので、食習慣やワンタフトブラシとフロスを使った歯磨き指導を受けます。
顎裂の手術時に、口腔内の細菌が多いと術瘡の予後が悪いので、虫歯が見つかれば予め処置します。

タローは、頑張っていましたが虫歯ができてしまい、「乳歯だし、手術がなければ歯磨きがんばって様子見だけどね」と言われつつ、銀歯になりました。

さらに、顎裂の手術に必要な抜歯があり、形成外科からのオーダーのもと、指定の時期に抜歯。


歯科矯正科での管理

4歳から、3か月から半年ほどの間隔で、必要に応じて診察を受けました。
タローの顎裂の手術は、乳歯が永久歯に生え変わるとき。一般的には年長の夏です。
そこで、4歳を迎えて受診、レントゲンなどで発育を確認し、担当医が決まりました。
3か月ごとに受診しながら、乳歯がぐらつき始めるのを待ち、矯正科からの情報で、形成外科にて顎裂の手術日を決めました。


小児科で体調管理

タローはアトピーと喘息があります。診断を出してもらったのは、アトピーが2歳、喘息は4歳でした。

アトピーも一時期はアレルギーを抑える内服薬を服薬していました。軽快し今は塗り薬のみ。

手術の時は、医療テープを貼ったり、口角炎などもできるので、肌の状態が悪いと辛いものがあります。


喘息はもう少し深刻です。
発作が起こる状態で全身麻酔を受けると、麻酔中に呼吸不全になるリスクが。なので、喘息がコントロールできていないと、手術予定がキャンセルされてしまいます。
顎裂の手術に向けて綿密にコントロールできるよう、かかりつけ小児科の先生と四苦八苦してきました。

そして、地味ながらとっても重要なのが、予防接種です。入院や通院中、手術に際してはリスクが高まるので、院内感染を避けるためにも受けられるワクチンはできるだけ受けておきます。
術前1か月は接種ができなくなります。特に1歳前の唇裂、口蓋裂の手術前は、子供の体調と相談しつつ余さず接種するのは至難の技です。


耳鼻咽喉科で体調管理

大学病院の耳鼻咽喉科は、初期に難聴を疑って受診しました。0歳、1歳、3歳と、時期に応じた聴覚検査を受け、言語障害をフォローしています。

より頻繁なのが、日常の聴力の確保です。

口蓋裂の影響で滲出性中耳炎になりやすいことがあります。タローはアレルギー体質でもあり、喘息、上気道炎、鼻炎、副鼻腔炎と、かかりつけの耳鼻科は小児科と同じくらいお世話になっています。

1か月に1度は鼻水症状で診察を受け、2/3の確率で中耳炎といったところ。そして抗生剤を処方されます。
ただし、抗生剤が必要な頻度は成長につれて低くなってきました。

タローの場合、急性中耳炎になったのは2回だけ。そのうち必要に迫られて鼓膜切開したのが1回です。


通院記録の整理に追われる

まめに母子手帳や育児記録を記せるタイプの親には当たり前のことかもしれません。しかし母は苦手な分野です。

基本は大学病院で渡された通院記録帳を活用しています。予約用の電話番号や病院の住所まで載っていて実用的です。これを見せると、あー口唇口蓋裂の患者さんねと、話が速いのもメリット。ただ用途を理解していない医師もいるため、受診記録を書いてくださいとはっきり依頼する必要がある時も。

自宅近所のかかりつけ医を受診する時は、全部記入していると欄が足りません。私は通院日と理由、処方薬のみ欄外にまとめて記載することにしました。自分でも一冊あれば用が足りるし、大学病院では手元にあるので説明が早いからです。

それ以上の、受診した際のメモは、 仕事でも使う自分の手帳にメモしています。これは捨てないし、いつも手元にあるので確実なんです。通院や手術の日程など、仕事のスケジュールと一緒に管理することが多いので便利です。
移動中に読み返すことができるのもメリット。

予防接種や、体重、熱、症状といった一般的な受診記録は、アプリと母子手帳を利用するようにしています。メモ帳に書き散らしてしまったものはとりあえず写真をとって、育児アプリの日記に紐付け。

まとめれば簡単なことなんですが、これが徹底できないんですよね…