はれとけ日誌

ぜんごしょの東京暮らし

赤ちゃんの肌着選び

サブロー(0)もロンパースを卒業しつつあります。新生児用品を片付けながら、3児の肌着選びをしてみた感想です。

短肌着3、コンビ肌着3で足りる

結局、まめに洗濯してすぐ乾かすので、短肌着3、コンビ肌着3あれば間に合いました。長着はコンビ肌着があれば要らないです。
タロー&ジローは低体重ぎりぎりだったので、肌着期間がそれなりにありましたが、大きく産まれたサブローは新生児衣料は駆け足で脱ぎ捨て、あっという間にお役御免となりました。

生地はフライス、夏はガーゼ(又は天竺)素材は綿100%

色々種類があり、毎回迷っていましたが、結局これだけ押さえればOKでした。
生地の編み方はベビー肌着って? 妊娠 出産 育児 初めてレッスン - ムーニー ユニ・チャームが分かりやすかったです。

アトピーを気にする方は、パシーマやピュアベールなどの特徴を持った生地も関心があると思います。
パシーマはジローに使いました。使い込んでも期待したほどの柔らかさは出ず。
ピュアベールはミキハウスが出している、抗菌加工されたコットン生地です。
最近の学説では、乳幼児期に菌やウィルスに触れる機会が少ないとアレルギーを発症しやすいとなっていますね…

希望はオーガニック?

ここで疑問なのは、オーガニックコットンがいかほどよろしい物なのか?

オーガニックコットンと普及コットン(コンベンショナル・コットン)、収穫される綿花で、農薬や化学肥料の違いが検出可能なわけではないとご存知ですか?私は誤解していました。オーガニックの方が身体に良さそうだなーとイメージしていたのですが、科学的にはそう言える根拠がないということになります。

綿花の状態からより踏み込んで、テキスタイル、つまり生地や製品にして流通するまで、環境負荷の少ない加工製造を貫徹するなどの制限を設定した認証制度もあります。より狭義のオーガニックコットンですね。

詳しくはオーガニックコットンとGOTS認証 - 日本オーガニックコットン協会が分かりやすいです。

オーガニックコットンと銘打った商品は、狭義のオーガニックコットン(オーガニックコットン綿花を使い、製造から流通に至るまで注意深く管理されたもの)から、オーガニックコットン綿花を原材料に数%だけ含んでいるだけで製造過程は他の多くの流通品と変わらないものまで、玉石混交です。

主にフェアトレードと流通規模の要因から、素材の時点で、オーガニックコットンは普通のコットンより2〜3倍の価格になるようです。

流通量が増えれば価格差は小さくなっていくそうなので、認知度が高まった近年、手頃なオーガニックコットン製品が出てきたことは、おかしくはなさそうです。が、その「オーガニック程度」には警戒が必要そうですね。

日本製

これまた、どこから日本製?という疑問が。
調べたところ、国内でオーガニックコットンの綿花を栽培している生産者は、全国に点々といるものの、希少価値が高くなっています。2016年現在のところ、量販品のオーガニックコットンの材料は、海外からの輸入品と考えて支障なさそうです。

紡績、糸を紡いで、生地にし、縫製まで。それは国内で行うところがあるようです。だいたいの MADE IN JAPAN 標記は、このパターンと言えそうですね。

綿花の栽培地が海外だとしても、国内で製品化している点は長所があると思います。やはり品質が良いと感じることが多いからです。生地の柔らかさ、縫製の丁寧さ、パターンが多くの日本人の体格にあっている点などです。オーガニック認証の観点からも、輸送コストが小さいほど良いと言えそうです。


手頃に入手する

オーガニックコットンで日本製。専門店には素敵な商品がいろいろありますが、お値段も相応です。気軽に手にできるものを探して購入しました。
例えばこちら。

実は、西松屋のオーガニック肌着も試してみました。

しかし、同じような色柄ですが、私が使ったものは上のよりも硬かったです。肌触りが全然違いました。


専門店だと一枚3千円〜というなか、一枚千円くらいまでが手頃な印象です。


やや予算オーバーですが、さすがのパジャマ屋さん。国内栽培でこの価格?産地表示が詳細です。


松並木さん、わたぼうしさんでもさすがの取り扱いです。予算に余裕があればおすすめです!