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はれとけ日誌

ぜんごしょの東京暮らし

口唇裂治療 ③ 肌荒れ対策

ホクナリンテープ剥がしにも。

タローが口唇裂の閉鎖手術を受けたのは5か月の頃です。唇裂部分に医療用テープを貼って裂を狭め、術後は縫い合わせた傷が引っ張られないようにしていました。テーピングは形成で使われる手法の一つのようです。

処方されたのはステリストリップとマイクロポアです。3Mの製品ですね。 

これが、授乳期の子供なので、母乳やよだれで汚れたり、よれたりする。時には日に何度も、同じ箇所に貼り直すことになります。しかもタローは肌が弱く医療用テープ糊にすらかぶれがち。肌に障らないように剥がすというのが命題でした。

そこで威力を発揮したのはベビーオイルです。するっととれます。綿棒で接着面に染み込ませるのがコツです。手元にあるのがハンドクリームならそれでも可。どんなに注意深くそっとぺりぺりするより、オイルベースの溶剤を付けた方が優しく剥がせます。

ベビーオイルの他に、カレンデュラオイルやホホバオイル、オリーブオイルも試しました。まあ、その時に手近にあった親油性のものを塗っただけですが。

個人的な使用感では、鉱物油のベビーオイルは硬い感じで、タローの肌には合いませんでした。カレンデュラオイルが一番馴染みが良かったです。

カレンデュラオイルは、会陰マッサージに使えるというので妊娠中に調達したのですが、お腹の張りがあって殆ど使わず、産後にタローに使ったわけです。
胎児にも安心なくらいで、成分は肌の修復に効果ありと、図らずもぴったり。唇裂があるとよだれで乾燥するし、唾液の酵素でさらに肌荒れしますが、カレンデュラオイルはその点もカバー力がありました。

頭や顔にできた乳児湿疹のザラザラも、カレンデュラオイルでなでなですると綺麗に落ち、肌も傷つかなかったので、重宝しました。まあ、こっちについては、一日たつとまたざらざら。

手術前後は、予防接種や点滴等で止血用の絆創膏や管をとめるサージカルテープを貼られる機会が多いです。そういうときも、オイルでテープを剥がして乗り切りました。お医者さん(看護師さんも雑な人はいますが、お医者さんの不器用さには負ける気がする)にえいやと剥がされた時はただれて、テープを嫌がったり、同じ箇所にテープを貼れなかったりと、地味に困ったので、細かい点ですがマメにして吉でした。

子供の心身の負担を考えると、痒い、痛いはない方がいいですよね。タローは、注射よりもテープ剥がしを痛がって泣いたので(注射には泣かない人でした。今もかな。)、止血絆創膏を痛くなく剥がすのは医療行為への抵抗を減らす上で重要なことでした。

ただでさえやること多いのに、さらにかぶれたとこにステロイド軟膏を塗らなきゃとか、子供も親も大変だしね。

ちなみに、石鹸や洗浄剤、水、ぬるま湯は、テープ剥がしの効果は少ないです。コンディショナーかリンスの方が肌に優しくとれると思いますよ。試してみて下さい。ワセリン、亜鉛華軟膏、各種ステロイド軟膏、ベビークリームは、無いよりは良いですが、コールドクリームよりオイルの方が浸透がよく、おすすめです。

大人の健康診断のあと注射後の絆創膏を剥がしたり、子供が怪我した時の絆創膏、ホクナリンテープを剥がすのにも使えます。もちろんシール剥がしにも有効ですが、下地が油の染み込まないものでないと…。カレンデュラオイルは黄色が染まるので、服や紙に着かないように気をつけて下さいね。

それから、オイル等の付着した部分は粘着力が効かなくなります。貼り直す場合はよく拭き取る一手間が必要です。この点も、水馴染みも悪くないカレンデュラオイルには助けられましたよ。