はれとけ日誌

ぜんごしょの東京暮らし

新米届く。

いなかの母、子供達の祖母から、新米と食品が宅急便で届きました。


新米を始めて炊いた夕食。

ジロー(3)がお茶碗を持ってどこかへ出て行きます。

「てんてんさんに〜ありがとうするのよ〜」

おお、母も失念しておりました!


てんてんさんは、神棚です。(仏様はなむなむさん。)

我が家は真面目な信徒とは言えず、スタイルとして神棚がある程度。でも、盆や正月、四季の行事文化と信仰は切っても切れないですよね。

お米の国に生まれたからには、新米ができた恵みに感謝したい。作ってくれた叔父の苦労に感謝したい。
子供達には、その心意気を持たせてあげたい。

と、思っていたはずの親が子に思い出させられました。


慌てて、ジローの茶碗でお供えをして、子供達と感謝の意を表明し、すぐにお下がりでいただきますをしました。


食後はすぐに祖母へ電話。子供達からも新米ごはんの感想とありがとうを喋らせます。

私自身は、貰うことに対して素直にありがとうと思えない子供でした。負い目に感じて負担だったんですよね。可愛くない子供でした。

なので、我が子たちのあっけらかんとした謝意にはいつも度胆を抜かれます。

惜しげも無くそんな姿を見せてくれる子供達に、感謝の気持ちでいっぱいになります。