お相撲大会 幼児の部で一勝する
体育の日に神社の境内で行われたお相撲大会に参加したジロー(3)。
母は受付手伝いをしていたので、父親が会場入りを手配しました。
が、準備体操の あんぱんマン体操 からすでにフェードアウト。
3歳児の取組みを応援に行った母が、ジローを見つけられず焦っていると、場外で父親に抱かれてべそべそしている姿が!!
だめだめ〜〜!!
今回は、兄 タロー(6)がいなくてもイベントに参加することが、ジローの宿題だったのです。
母としては、タロー(6)が七転び八起きしながら体当たりで乗り越えてきたハードルを、兄の失敗を教訓に失敗しないように要領よくこなしてるジローを心配した采配です。
お父さん!!問答無用でやらせなきゃだめ〜〜!!できなかったというマイナス案件化するから!!
父親の首に掴まって、おかあさんがいい〜とべそべそしているジロー。
大慌てでジローを父親からひっぺがし、土俵側へ。
なんとか4歳さんの対戦に混ぜてもらうことに。
「ジローさん、ジローさん、(お気に入りの洋服の)ペンギンさんが、お相撲でぺんぺんするぺん!って言ってるよ!ジローさん、オレいくよ!って言ってるぺん!」
エルゴで乳児を抱っこし、3歳児を小脇に抱えて強引に上着を脱がせ裸足にしては、支離滅裂なことを言いながら土俵裏に駆け込みます。
「ジローさん、とにかくいっぺん土俵に上がるだけでいいから!
行ってくるだけでご褒美がもらえるよ!
おもちゃとお菓子かな!
タローもじいじもばあばも応援してるよ!あそこにいるよ!手を振っておいで!
頑張って一人であそこまで行ってきたら、おかあさんのぱいぱいふにょふにょしていいから!」
授乳中のサブローを横目に、最近赤ちゃん返り中のジロー。だってふにょふにょして好きだからさわりたいんだもん。と(母にだけは)言って憚らないジロー。
母はふにょふにょされたくないので、割と冷たくあしらわれていたのですが、この内緒話は効果覿面でした。
「ぺんぺん、行ってくるぺん!」
おっと、スイッチが入ったようです。
正直、母としては ええーそれでスイッチが入るの?と心中複雑。
無表情に土俵へ向かうジロー。土俵際では母を振り返りもせず、前の取組を凝視。
一歳年長さんの対戦相手と土俵へ上がると、父親との練習どおりちゃんとぶつかって、相手を土俵の外へ押し出しました。
おー。よかったねー。
母は一安心です。君にとっては大きな一歩だ。
戻ってきたジローは「ぺんぺん、がんばったペン〜〜」と無表情にコメント。
ジローは割とファンタジーな人なんです。
その後、靴を履くのもそこそこに母のぱいをふにょふにょして幸せな顔に…。
しばらくサブローを押し退けながら楽しみ、抱っこされ、満足したのか自分から離れると、元気に父親と兄の元へ帰って行きました。
なんだか、母乳育児をどこで切り上げるかは悩ましいテーマですが、そこまで必要としているのか!と母としても深く反省した出来事ではありました。
あとは、パパ頑張って〜と…