施主支給より、工務店寄り レストパルFが欲しいから!
レストパルFはTOTOの衛生陶器です。床から浮いているフローティングデザイン。2016年10月現在、一般家庭向けの改修用としては、国産で唯一の選択肢です。
トイレをこれに改修したいなと思いつつ、問題がひとつ。
既存の配管位置と合わないため、単純には導入できないのです。
多分、壁に荷重をもたせるので、壁からの離れが限定されるのだと思われます。
他のレストパルシリーズにはない制約です。
使いたいものを選んでいくと、こういう事態につまづきます。
最近は設備機器を簡単にネット通販して、施主支給できるようになりましたが、設計から工務店に頼んだ方が良いと思うのはこういうところです。
壁に手を加えるとか、配管を直すとか、解法を持っていればできないことはないからです。
問題は、それなりに構想力と施工力のある工務店を捕まえる難しさと、費用面です。コスパの悪い案件には違いないでしょうから。
最近、リノベーションや、DIYが浸透しています。
職業設計士を上手く使える人が増えてくれたらなと思います。
建築家とか、ビフォーアフター的な何かではなくて、構造、法規、実働上に支障がないように構想して図面で意思疎通できるタイプのプロの人です。
工務店の中にもそういう人はいますが、本来は独立系の設計者が第三者としてコミットメントしていいはず。
図面がかけないとだめですよ。
ちゃんとしてもらったら、設計料と監理料は払うということで。
自前でやるコストを考えたら、十分ペイするのではないでしょうか。