はれとけ日誌

ぜんごしょの東京暮らし

ベビー用品との別れ 哺乳瓶は資源にならない

サブローの離乳食も進み、最近はコップで麦茶、汁椀でスープをごくごく飲んでいます。ジローに引き続きミルクを拒否したまま、哺乳瓶から卒業することになりました。


兄弟は3人で!と、ついにベビー用品を整理できるときがきました。
長男タローから、かれこれ6年、きっと次の子が使うだろうと残した物品の数々…。邪魔でした。

意気揚々と、まずは台所であっちにやられ、こっちにどかされ、使わないけど捨てられずに戸棚を出たり入ったりしていた哺乳瓶に着手しようとしたのですが…

哺乳瓶は耐熱ガラス。再生不可?

よく見ると、地元で資源回収しているのは、飲食用のびんのみ。
自治体ごとに取り扱いは違うようですが、耐熱ガラスである哺乳瓶を再生資源に混ぜないよう警告する所も。成分の違いから、再生ガラスの品質に影響があるようです。


メーカーで回収しないの?

哺乳瓶は、一般の飲食用びん以上に丁寧に使われてきているはず。限られた使用期間の後、必ず埋立てごみになってしまうなんてナンセンスです。
メーカーは製造した責任もあり、積極的に回収や再資源化に取り組んでいるのでは?と考え、メーカーサイトを調べてみました。
しかし、使用済み哺乳瓶の回収に言及しているサイトはありません。
これから、各メーカーに問い合わせしてみようと思います。
我が家にあるのは、ピジョン、ビーンスターク、コンビ、チュチュベビーです。ベッタは最近ガラス製を発売し、人気が出ているようですね。あの独特のフォルムをガラス職人さんが手作りしているそうで、品薄状態だとか。


リサイクルショップ

未使用品であれば受付けています。使用したものは対象外です。


フリマ、オークション

中古が出ていることもあります。
衛生面を考えると、なかなか難しい問題があるようです。


寄付

転用も含めて、必要とする人に役立ててもらうことはできるのでしょうか?
例えば発展途上国への物資提供などとしては


知人への譲渡

いちばんトラブルが少ない方法です。
しかし、ちょうど中古でよいから哺乳瓶が欲しいという考えを持った、育児期の知人がいるとは限りません。



今日はメーカーがお休みなので、問い合わせ結果を後日追記したいと思います。


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というわけで、問い合わせてみました。

ピジョン

回収していないそうです。
電話が繋がるまで少々時間がかかりました。回答は完結で、特に聞かれることもなし。資源ごみに出せないので、と言ったが、自治体の指示に従って処分してくださいとのこと。

コンビ

回収していないそうです。
訝しげな反応でした。なんでそんなこときくの?という感じ。そそくさと撤退。

ビーンスターク

回収していないそうです。
フリーダイヤルで前置きが長く、担当者と繋がるまで一番時間がかかりました。唯一、質問へ回答する前に、確認しますと一時保留となりました。資源ごみとして回収されないので、と言うと、申し訳ありませんが資源として回収の取り組みは今のところしていません、という趣旨のことを残念そうに言っていました。

チュチュベビー(ジェクス)

回収していないそうです。
最も対応がフランクだったと感じました。
なぜそのような質問をするのか、これまで同様の問い合わせを受けたことがないため、今後の参考に聞かせてほしいと言われました。
また、強化ガラスと言っても普通のコップとほとんど変わらず、自治体のガラス類の回収で問題ないはずです、との説明。


個人的に、チュチュベビー(ジェクス)さんの担当の方は、素材のガラスについて理解していて即座に回答してくださり、参考になりました。
特に印象が良かったのは、「哺乳瓶を使わなくなったので、処分したいのですが」と言った際に、「使って頂きありがとうございます」とすぐに返して 頂いたところです。


とりあえず、哺乳瓶と明記して再生資源回収へ出してみたいと思います。



注射器などは完全に使い捨てですから、哺乳瓶も同じ感覚なのかもしれません。