はれとけ日誌

ぜんごしょの東京暮らし

車と写真を

自家用車との記念撮影をおすすめします。


自家用車を手放した後にいつも後悔するのが、ちゃんと一緒に写真を撮っておけば良かった!ということです。


車好きの方なら、カーオーナー同士の集まりで、写真が残っているかもしれません。でも、家族写真はどうですか?自分が入った写真は?


結婚式をするとき、それまでの人生を物語る写真を集める人は多いですよね。夫となる人の親に会い、子供時代の話を聞く機会があったり。

昭和のかおりが芳ばしい話ですが、親から、買った新車と記念撮影というフィルム写真を見せられた40代〜も多いのでは?


私は、そのイメージが結構好きです。こそばゆく、平和で凡庸な幸せが垣間見える感じがします。例え苦難の時代であったとしてもです。


車は、意識しないと、案外よく写っていないものでした。
車が後ろ姿だったり、半かけだったり、一緒に写っているのは子供だけだったり。


同じような車がたくさん走っているように思いますが、マイナーチェンジやカスタムで、全く同じ仕様の車は中々見つかりません。
自動車は他の「道具」同様、細やかな使い勝手に、動作と結びついた強い記憶が残っています。ディテールを目にすると記憶が刺激され、思いがけず鮮明な思い出が蘇ります。


どうでしょう。
新しい車を手に入れたときや、使い込んだ車を手放すとき。
慌ただしいものですが、子供たちを並べて、一緒に記念写真を撮ってみませんか。


誰が助手席に乗るかけんかした自動車。毎日、坂道を幼稚園へ漕いだ自転車。つま先立ちのキックバイク。補助輪が付いたこども自転車。入学祝いの通学自転車。バイト代で買った原付きバイク。


ちなみに、電車と写真を。もエントリーする予定です(笑)