はれとけ日誌

ぜんごしょの東京暮らし

こどもと ぐるっとパスで上野動物園

愛用しています、公益財団法人東京都歴史文化財団ぐるっとパス

あるのは知っていたのですが使ったことがありませんでした。
これはえらい。約80の施設が利用可能、又は割引で利用できます。アプリをダウンロードしてぐるっとパスナビぐるっとパス2016専用ナビゲーター|ぐるっとパスなびというサイトを確認すると、2016.07.06現在、135件のプランが提示されています。

下は、実際に行った施設を中心に常設展の入場券が付いている(ぐるっとパスがあれば無料で利用できる)施設をピックアップ。カッコ内は通常の一般料金です。

こどもと動物園・水族館

これだけでも元が取れます。

こどもとプラネタリウム

入場だけでなくプラネタリウム(大型映像)が付いてくるところが良心的!

赤ちゃん連れにおすすめ

はいはいで寛げるスペースがあります。平日がおすすめ。
ちひろ美術館(800)

コスパ良し!

一般料金1,000円以上の入場券が付いている施設です。

体験学習ができる

夏休みの宿題に。企業ブースが多く、お土産も充実。

ジオラマが好き

プラレール好きの男子におすすめ。タローの食いつきが良かったです。

企画展は要チェック!

企画展も入場可能の場合があり、展示によってはとてもお得です。
私は東京都庭園美術館の企画展(1,400)をぐるっとパスで利用しました。



日本の文化施設の入場料は高いです。公的な施設は学生や子供を無料にすべきと常々思っているのですが、実現していません。
都民の日やシルバーデーは、年に一回、長蛇の列に並ばないといけなかったり、65歳歳以上の高齢者を無料にする一方、若手にはメリットがなかったり。
子供料金を無料にしても、大人は料金がかかるようでは、子連れで行こうというモチベーションを上げることには不足に思います。教育施設では付き添いの大人を無料にするべきです。大人が行きたいから子供を連れて行く、でも良いではないですか。


田舎育ちとして、都内に住んでるメリットって何かな、と考える日々。
子育てをしつつ、プリミティブな生活を大事にしていこうと考えると、都会はそんなに恵まれた環境とは言えません。

我が家の生活圏域では、食材は意外と手に入りにくく買うと高価。海と山は遠く、夏暑く冬寒い。こどもを自由に遊ばせる場所を探すのも四苦八苦。通勤は混雑、自動車移動はいなかの数倍以上の時間と経費がかかります。

比較対象はいなかですからね。おばあちゃんが採れたてのメロンを段ボールで届けてくれる、みたいな環境との対比ですので悪しからずご了承下さい。



そのなかで、私が東京が世界水準で抜きん出て有利だと思うことの一つが、教育施設や美術館・博物館の選択肢の多さです。

こんなに高密度に、ある水準以上の多様な文化インフラが存在する都市は少ないです。


それを享受しない策はない、ということで、育休を利用してせっせと文化施設めぐりをしています。仕事絡みでもあるのですが、条件が一つ、こどもを連れて行くことにしていることです。

最初はタローの通院のインセンティブでした。タローが大学病院へ通うことを、親も子も前向きに捉えられるように。
行き始めて、面白くて続いています。子供と感想を言い合いながら鑑賞するのは本当に楽しいですよ!

タローのお気に入りは、ヘンリー・ムアの彫刻と、ガンダーラの仏像です(大笑)ヘンリー・ムアはお尻が好きらしいです。後ろに回って見ないと気づかなかったと思うので、行った甲斐がありました(笑)