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はれとけ日誌

ぜんごしょの東京暮らし

口唇裂口蓋裂顎裂 (10) 中耳炎・むし歯

病院では教えてもらわなかったものの、本当に役に立ったものです。

出産直後から授乳期

電動鼻水吸引器(大人も活用中)


ワンダービブ


咬合式ニプル

滲出性中耳炎は、口蓋裂のある子の多くが悩まされることです。聴覚障害から言語障害と、影響も尾を引きますよね。コミュニケーションがとれにくいと、保育者も大きなストレスを抱えます。口蓋裂という直接の症状よりも、ずっと支障があるとも感じます。

しかし、鼻水の吸引器を強く勧められた覚えはありません。口で吸うタイプはドラッグストアで売っていて、使ったことのあるママも多いですよね。でも、これは吸引力が不足なんです。さらに私の場合、てきめんに風邪がうつりました。傍若無人なタローを抑えつつ鼻に管を入れて口で吸うなんて、無理です!
で、迷いつつ、ネットで情報を集め、満を持して購入した電動鼻水吸引器。これは絶対に買いです。我が家では旅行にも持って行きます。

メリット

  • 鼻水を除去できる

中耳炎の予防には鼻水を滞留させないことです。経験上は、鼻水が喉に落ちて咳込むことで誘発する喘息っぽい症状の予防にも効果があるように感じます。
強力に吸引してくれます。細長いのを使えば奥の鼻水がとれますし、かたい黄色や緑の鼻水も、赤ちゃんの鼻くそも取れます。

  • 鼻をかませないですむ

滲出性中耳炎になりやすい乳幼児に鼻をかませるのは、ハイリスクです。よくかもう、頻繁にかもうとする程、中耳炎のリスクが高まるようです。
タローは5歳になりましたが、鼻かみを失敗したのが原因だろうな〜と明白な中耳炎になりました。(鼻をかんだ後に耳が痛いと言い出し受診。)
加減してすっきり、頻繁に鼻をかませる。乳幼児に要求するのは厳しいです。うちは無理だわー。と思い、早々に「家にいるときは鼻は吸え。かむな。」と教え込みました。

  • 口呼吸を予防する

鼻づまりがあると口呼吸になります。口呼吸は顎の発達の妨げです。口を閉じる機能が鍛えられないです。
口呼吸だと口腔内が乾燥します。唾液は口腔内の環境を整え歯を守ってくれています。ウイルスや埃が気道から侵入するのも防いでいます。
口呼吸になると、二次的三次的に、疾患のリスクが高まりますよね。
つまり、とにかく鼻を通しておけば、口を閉じさせることができます。

  • よく眠れる

鼻で息をする腹式呼吸は、副交感神経が優位の状態だそうです。身体はリラックスして眠たくなっている状態です。
赤ちゃんも、幼児も、鼻づまりがとれるとすんなり入眠してくれます。風邪をひいたときなど、夜中にぐずって半起きした子供の鼻吸いをしてやると、その時は嫌がって暴れても、すぐに寝付いてくれました。

  • 風邪をうつされない

口吸いの吸引器との最たる違いですね。子供の風邪は強力です。しかも、鼻水の吸引は「吸引し続ける」ことで鼻水がひっぱられて出てくる感じ。口で吸っては中々無理があります。


デメリット

  • 掃除が面倒

吸引した鼻水を誰かが洗わなくてはなりません。

  • 音がうるさい

お祭りの出店の綿あめ屋さんのような音がします。発電機のブロア音?のような音。

  • 器械が大きい

チューブ、タンク、電源コード…どれもこんなに大きい必要があるのか?と日々疑念が。出力の問題なんだろうけど…。

  • 費用(機器、チューブ、キャップ)

中耳炎になって通院・服薬・難聴のコストを思えば安いものかと思いますが、それなりにかかります。チューブは汚れるし劣化もあるので、たまに替えています。キャップは、一応、マイキャップを使うことで、家庭内感染を予防(気持ちは)。


むし歯をつくらないために

ワンタフト歯ブラシ

フッ素ジェル

歯みがきアメちゃん


顎裂の影響で口腔内がでこぼこ、むし歯ができやすい環境です。骨移植に向けてむし歯は避けなければならないことの一つ。
ついでに母が幼児期から予防歯科に熱心な歯科にかかっていたため、口腔ケアは手厚くやってきた方だと思います。
まあでも、結局むし歯ができちゃいました。顎裂の手術前に2本、治療予定。
これから骨移植の予後(バイオバランスが良い方が合併症を避けられるだろうし)や歯列矯正期間(矯正器具のためむし歯ができやすい環境になる)を考えると、やはり口腔ケアは身につけておきたいスキル。
何より、手術と検査で十分負担なのだから、むし歯治療の苦痛など予防できるものはきっちり避けてあげたいものです。

ワンタフトとフロスは、歯科で指導されました。フロスはデメリットがほぼ無く、おすすめの習慣です。
フッ素ジェルは、健康被害を心配する方も多いので、納得がいくならばおすすめです。ここで参考に出したcheckupはフッ素濃度が高い歯科専売タイプ。(と言っても通販で手に入るので、流通の真意は推して知るべし。)
歯磨きアメちゃんは、我が家の「あめとむち」です。ドラッグストアのキッズコーナーにもあるタブレット(ピジョンタブレットUや、ビーンスタークのハキラ、ロッテキシリトールタブレット)から始めました。
グミやチョコのタイプを見つけたので、最近はそちらも仲間入り。リカルデント製品もありますね。
歯磨きを頑張ったら。粉薬を飲み終わったら。通院のための長い乗り物移動の気分転換に(こっそり)。
タローは3歳まで、甘いもの=歯みがきあめちゃんと思っていました。甘いものを口に入れる習慣としてはよろしくないのですが、「一回一個のごほうびあめちゃん」は、親子のストレスを減らすのに貢献してくれました。
顎の発達のために、そろそろガムやグミの食べ方を教えてもいいかなと考えている今日この頃です。



おまけ〜大人向けに〜

子供のむし歯を防ぐには、ママの口内環境から。とは言え、私も妊娠出産のたびに親不知が痛み、むし歯治療も…。体調って本当にホルモンに支配されてる!と感じます。
試行錯誤して、効果があったのがこちら。

  • はぶらし ソニッケアー

  • 研磨剤 セッチマ(ピンク)

手磨きより電動の方が、短時間できれいに磨けます。歯科でも歯磨きはこの調子で、とお墨付き。フロスとフッ素ジェルも加えてくださいね。
キシリトールは配合比が高いものが一応おすすめです。通販で入手できる範囲ではこれ。
研磨剤は歯に良くないですが、ステインを落とせるので、たまに使います。これが一番つるつるになります。

さて、次こそ亜鉛華軟膏の話をまとめなくちゃ…