はれとけ日誌

ぜんごしょの東京暮らし

リネンの掛けるシーツ、敷くシーツ

肌触りにこだわりのあるアトピー男子、タロー(5)のお眼鏡に叶ったシリーズ。
今回はリネンのフラットシーツです!

タローは暑がりです。冬でも布団は剥いで寝ます。ガーゼパジャマを着ても、冬でも首にあせもが出ます。

タローには綿のシーツは暑いそうです。父親もそんなことを言っています。男は寝汗が多いのか、すぐに湿るし、黄ばむし、汗と脂の臭いがする。姉妹育ちの私には衝撃でした。
で、綿のシーツをせっせと洗濯してみたり、夏用の涼感敷きパッドを試してみました。

我が家の綿シーツは、西川あたりの綿100%が多いです。ブロードかワッフル地、タオル地もありました。
では順番に、タローの判定を。

ブロード
平織り、ハナエモリなどワンポイント刺繍入りで張りのある生地。
刺繍は「すてきね〜」と好評も、寝ている間に刺繍へすりすりして、肌荒れ。乾きが悪く、洗濯係(母)から不評。

ワッフル地
ざらざらする、と拒否。

タオル地
洗濯後「ざらざらする」と拒否。
柔軟剤を使用したところ「いい匂い〜」とご機嫌に。肌触りはノーコメント。
その後しばらくしてアトピーが悪化し、一応柔軟剤も中止。黄ばみと臭いが付きやすく落ちにくいし、洗濯係が柔軟剤を使うのが面倒になったので却下。

涼感パッド
四隅をゴムバンドで布団に固定する敷きパッドです。
爽やかさを押し出した素材は大体、ざらつきがある。キルティングの縫い目も肌には刺激。タローは「涼しい〜」とすりすりしたあと「痛い」と怒っていた。
寝相の悪いタローとジローが使うと、ゴムバンドがあっても布団からずれていく。ずれた隙間から敷き布団本体が汚れるし、なぜかおもらしはパッドのずれた端っこで起こる。
カバーリングとしての機能に不足をかんじ、母のストレスからも使用を却下。

ガーゼ素材
掛布団カバーで使った経験から、よれ、ずれが激しい事が容易に想定されたので母が却下。
掛布団の経験では、くたくたになったガーゼの肌触りはタローの好みだが、布団本体からずれてくるのが凄く気になって苛々するそうだ。身体にまとわりつく感じも、不器用な彼には拘束感があって怒っていた(巻き付くと自分で外せなくなる)。よれた皺は、すりすりして肌荒れしたり、肌に跡がついて痒がったり、機能面で今一つ。

結論
今のところ、我が家ではリネンのフラットシーツを使っています。3年目になりました。
いわゆる、狭義のリネンです。ラミーはざらつくので駄目でした。
リネンはちょっと値が張りますが、うちでは楽天でセール中に、テイセン(帝国繊維)のフラットシーツを購入しています。定価が1枚1万円で、半額を狙うとお得な感じ。リネンシーツとしてはお手頃です。日本縫製なところも自己満足ポイント。
【楽天市場】ベッドリネン(リネン寝具) > シーツ:リネンショップ テイセン
まず、薄いです。関東の晴天なら、1時間で乾きますよ。干したはしから干からびていく感じ。
大きめなのでカバーリング機能はばっちり。広げて干せばアイロンがけ要らずでシワなし。(端の方が折れるのが玉に瑕ですが、身体にはあたらないのでOK)
汚れは付きにくく落ちやすいように思います。そもそも薄いので、下の敷き布団の色柄は透けて見えます。我が家では敷き布団をボックスカバーに入れ、さらにフラットシーツを被せて使うので気になりませんが、一枚では薄すぎるかも。

夏など、アッパーとして上掛けにすることもあります。タオルケットでも暑い人たちに好評です。寝汗が違います。暑くてもちょっと掛けてもらわないと、扇風機の風やクーラーの冷気が直接あたるとか、そういうときにぴったりです。もう少し寝相が良くなったら、普通のアッパーシーツとしても利用したいところ。

難点
冬は触った瞬間、冷やっとします。すぐ暖まるし、冬の寝汗も乾きが良いので、結果的には快適なんだと思いますが。たまに、「冷たい!」と文句を言われています。
乾燥機ではくしゃくしゃになるので、途中まで乾いたら広げて干すことにしています。室内干しでも一日で乾くから、場所さえあれば許容できますが。

ぴしっと洗い立てのシーツをしていると、子供たちが飛び込んでいきます。気持ちいいそうです。3年使い、擦り切れたので買い足しを考え中。切れたシーツも、何かにリメイクできそうです。何がいいかな。